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日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと

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(以下は全文転載です)


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~特別編・3分で読める感動する話~
『日本が二度と立ち上がれないように アメリカが占領期に行ったこと』
 ☆誕生秘話☆
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 今年1月の刊行以来、
 版を重ね続ける話題の書 
『日本が二度と立ち上がれないように アメリカが占領期に行ったこと』
 来週末に、この本の出版記念講演会が行われます。

 30歳のときにアメリカへ渡り、  公開されている陸軍・海軍の
 文書250万字を読破して 占領政策の実態を明らかにして
 出来たのが本書です。
  
 本日は、著者である 髙橋史朗氏・明星大学教授の
 志の原点を紹介します。
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 30歳のときに アメリカ留学をしたことを お話ししましたが、
 それには2つの理由がありました。

 1つは、教育勅語による教育を 受けた日本の国会議員たちが
 なぜ教育勅語を全会一致で 否決したのか、その疑問への答えを
 見つけたかったことです。

 もう1つは、高校のときの 日本史の先生が
「特攻隊は犬死だった」と ニヤニヤ笑いながら話したことに
 強い違和感を持ち、  そういう先人たちの名誉を
 何とか回復したいと思ったことです。

 命を懸けて死んでいった人に
「犬死」という言葉を使うのは 間違っていると思いましたし、
 また犬死であったかどうかというのは
 後に生きる人間によって 決まってくるものだから、
 それはわれわれの問題なのだ という思いがありました。

 ちょうどその頃、全国新聞に
「アメリカで陸軍と海軍の文書が 25年、30年たつと公開される
 ことになった」  という記事が載りました。

 私はその記事を見て、
 アメリカに行って公開されている 陸軍海軍の文書を見れば、
 占領時代の隠された事実が わかるのではないかと思いました。

 ワシントンに行くとすぐ ワシントン・ナショナル・
 レコード・センターという GHQ文書が保管されている場所を
 訪れました。

 ここで資料探しをしようと思ったのです。
 ここにはミカン箱ほどの大きさの 段ボール箱で1万283箱分の
 資料が保管されていました。

 まったく整理されていない 段ボール箱の山を見て、
 私は茫然自失としました。

 この中から
 何かを見つけることができるとは とても思えなかったのです。
 しかも、資料はすべて英文で 書かれているのですから。

 ところが、GHQ文書の中で   私が研究したいのは
 教育改革でしたから、  それに関する資料のありかを調べると
 917箱に収められていることが わかりました。
 ページにすると240万から 250万ページぐらいあります。

 これを調べるのも絶望的といえば 絶望的ですが、
「917箱ならば、  一生をかければできる」
 と思い直しました。

 ただし年間にコピーできる枚数は 100枚に限られていましたから、
 私はひたすら筆写をしました。

 そこに通って私が筆写した資料は 段ボール10箱以上になりました。

・  ・  ・  ・  ・

 2年半の間、資料が見つからずに 落ち込んでいたとき、
 私は3枚のポスターに支えられました。

 1枚のポスターには こう書かれていました。
「あえて夢見ようと思うことを 夢見なさい。
 行きたいところに、行きなさい。
 なりたいものに、なりなさい。
 真に生きよ」

 これは『かもめのジョナサン』という 映画のポスターです。
 このポスターを見たとき、  私は思いました。

「そうか、私は誰かにいわれて アメリカに来たわけではない。
 自分で『日本の歴史を見直したい。  戦後史を見直したい』と
 夢見て来たんだ。
 そして、自分が行きたい このアメリカに来たんだ。
 ならば、真に生きよう。
 自分が初志を貫徹して頑張れば、  戦後史を見直せる、
 なりたいものになれる」

 しかし、それでもなかなか 資料が発見できなくて
 落ち込んでいるとき、  2枚目のポスターに出会いました。
 暗い森の奥から一条の光が スッと差し込んでいる景色が
 描かれたポスターでした。
 そこには英語でこう書かれていました。

「冬のまっただ中に、  あなたの心の中に 目に見えない夏がある」
 
 その言葉を見て私はこう思いました。
「2年半、資料が見つからない ということは、
 今は季節でいえば真冬だ。
 でも、この中に目に見えない夏がある。
 希望さえ失わなければ、 必ず春が到来して資料が
 見つかるはずだ」

 そのとき父親の顔が思い浮かびました。
 私の父はいつも
「大丈夫、大丈夫。必ずよくなる」
 という言葉で 私を励まし、  教育してくれました。
 私はその通りだと思いました。
「大丈夫。必ずよくなる。  希望を私が失わなかったら、
 必ず春が来るんだ」と、
 そのポスターを見て思い返しました。

 ※続きは
『日本が二度と立ち上がれないように
 アメリカが占領期に行ったこと』
 P286をご覧ください。
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【出版記念講演会のお知らせ】

 来週19日(土)14時より、
 占領文書の研究を、このたび
『日本が二度と立ち上がれないように
 アメリカが占領期に行ったこと』として、
 1冊の本にまとめられた
 髙橋史朗先生の出版記念講演会が、
 新宿の京王プラザホテルにて
 開催されます。
 
 ぜひ、ご興味のある方は
 まだ席に若干の余裕がありますので、
 お知り合いをお誘い合わせの上、
 お気軽にご来場ください。
http://www.chichi.co.jp/event/

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